ヒメギフ見られず無念 2015 (第17号)
目的)ヒメギフ観察も・・・
場所)
山梨県清里学校寮 9:20-10:00
長野県茅野市立場沢 10:30-12:00
長野県茅野市青柳 12:30-13:30
長野県富士見町机 13:40-14:00
GWの天気は、晴天で暑い日が多いが5/3まで良くそれ以降は天気は下降
するとのことで、ヒメギフの観察に行くことにした。
ただ家を出るまでどこに行くか迷っていて、まだヒメギフの時期に行った
ことがない入笠か?確実に見ることが出来る松本市方面か、
それとも毎年通うもここ3年見られなくなった清里方面にするか?
昨晩妻が高熱を出し看病と家のことを遅くまであれこれして、寝坊して
しまい結局近場にするしかなくなり、清里方面に決めた。
天気は最高、寒くもなく残雪もない。途中高速道路の渋滞もなかった。
スミレが所々に咲いていて、コツバメが発生している。
産していれば今日なら絶対にヒメギフは飛ぶはず、と期待してあちこち
歩くがヒメギフの姿は見られない。
学校寮の別荘地付近も小道に入り探すもいない。
仕方がないので残雪を冠した八ヶ岳の写真だけ撮って立場沢に転戦。
ミヤマシロチョウ採集禁止の立て札のある所に車を停めてここから、
上に歩いて探したが何も見ず。
次に右下に下りる林道を行き、ここも環境はすごく良い感じがするが
いない。いたのはご家族で観察に来ている方達と越冬ヤマキチョウぐらい。
挨拶だけはしたがヒメギフを観察出来てる感じは全くなかった。
次は発生の早い青柳へ転戦。
ここも環境が良く車でかなり奥まで林道を登ったがシロチョウ類はいるものの
ヒメギフは全くいない。大体4/20前後に発生するポイントなので、今日なら
ボロの♂か♀ならまだ綺麗な個体がいるはずとくまなく探すがやっぱり
いない。
今日はダメだ、とあきらめて帰路についた。
途中、昔いた机に寄ってみたが林道手前にゲートを作られ閉まっていたので、
やめにした。
結果はボウズである。
鹿が食草のウスバサイシンを食べ尽くして、ヒメギフの個体数が減っていると
良く聞くがそれが原因か?
清里はアイスクリームの美味いので有名な清泉寮にもいたし、広範囲で
見られたがなぜ急に?今回で4年目だが、連続でボウズである。
せっかく来たのに悔しい、だからヒメギフや高地のギフ狙いはイヤだ。
時期も掴めない。
ミヤマカラス、アオバセセリ狙いの方が楽しめたかも知れない。